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2017年12月3日日曜日

東大寺境内*名残の紅葉

12月2日。師走に入ったとは思えないくらい温かないいお天気、お散歩日和の朝でした。
紅葉も、もう今年最後の見納めかなと思いながら、正倉院東側→僧坊跡→二月堂→不動堂→手向山八幡宮→東塔跡→猫段→講堂跡と歩いてきました。スマホ写真ですが、名残の紅葉をご一緒にどうぞ。
僧坊跡北側エリアはまだ美しい紅葉あり。

二月堂→不動堂→手向山八幡宮経由で東塔跡へ。
東塔跡周辺はすっかり落葉しているのですが
 葉の落ちた後の枝ぶりの美しさや、落ち葉の絨毯もまたよくて。

まだ綺麗に残っている木々を見つけては
晩秋の記録を目にも心にも刻もうと、たくさんの写真を撮りました。
ポーズをとる海外からの旅人も楽しそう。
午前10時頃のやわらかな冬の陽射し。
木々の向こうに御蓋山を見ながら、大仏殿をすり抜け
猫段に降り積もる紅葉の絨毯を見ながら
 ホームグランド的に思える講堂跡まで戻ってきました。
秋のシーズン中は多くの人で賑やかだった講堂跡も、今朝は人っ子一人いない・・・。「観光業界の人」としては、そんなところに秋の終わり、冬の訪れを実感してしまうのですが。
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最初に写真を撮った、僧坊跡の北側エリアに戻って
 ようやくここで持ってきた一眼レフカメラを取り出し
グラデーションの彩りを「綺麗なぁ、綺麗なぁ」と呟きながらカメラに収める「なんちゃってカメラの人」なのでした。
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今年の「奈良の紅葉便り」はこれで一旦幕を下ろします。
11月の最終週に、ブログの写真をご覧くださってまだまだ綺麗!と、奈良に飛んできてくださったお客様もいらっしゃいました。
拙い写真ですが、「綺麗!」という想いが伝わった嬉しい瞬間でした。ありがとうございました。