ページ

2017年7月30日日曜日

「奈良で出会う 天皇になった皇女たち」

生駒あさみさん著・上村恭子さんイラストの新刊本「奈良で出会う 天皇になった皇女たち」が8/30に発売されます!
奈良が日本の中心であった飛鳥・奈良時代。
その200年近くの間には、8代・6人の女性が天皇を即位して、女性たちも歴史の表舞台で活躍した時代でした。
この本では、推古天皇、皇極(斉明)天皇、持統天皇、元明天皇、元正天皇、孝謙(称徳)天皇をはじめ、光明皇后や、他の皇女たち〜飯豊青皇女、鏡女王、大伯皇女、吉備内親王、井上内親王〜も取り上げ、彼女たちの人生を辿り、ゆかりの場所を紹介した内容となっています。
古代の女性をテーマに巡る奈良の旅。
生駒あさみさんのご案内で巡る旅は、古代ロマン感じる一味違ったものになるのではないでしょうか。

以下、生駒あさみさんのブログ「奈良旅 X 生活」より。
古代の女性たちがどんな生き方をしたのか、6人の天皇になった皇女たちの人生を辿り、奈良県内(一部県外もあり)ゆかりの場所を紹介した本です。
昨年、倉橋みどりさんと「奈良時代の女性たちの祈りを歩く」という講座をはじめてからますます、古代の女帝や皇女たちについて魅せられていきました。
現代の私たちの目の前に存在している遺跡、仏像、建築物の造形自体も好きなのですが、それをいつ誰がどういった思いでこれを作った、作らせたのかということを知るたびに、本にまとめたいなという思いが強くなりました。
歴史書は彼女たちの意志が「本当に」どこまで反映されているのかはわかりません。でも確かにここに存在していて、様々な思いを胸に生きていた。そのことを日本書紀や続日本紀の記述を元に、私個人の思いも込めて記しました。
表紙から中身にいたるまで、上村恭子さんの美しいイラスト満載の本です。女帝24点、皇女(と光明皇后)は各1点づつ。女性たちのイラストはすべて書き下ろしです。
古代の情景のイメージを手助けする恭子さんのイラストもぜひお楽しみください。

<<新刊発行記念イベントのお知らせ〜@啓林堂書店奈良店>>
◇8/20〜「上村恭子作品展」開催
◇8/30〜「奈良で出会う 天皇になった皇女たち」原画も展示
◇9/3  「生駒あさみと上村恭子のトーク&サイン会」
期間中は「おでかけフルコト」でフルコトの雑貨も販売されます。

::
さて、この本のご紹介とは別に・・・
「奈良時代の女性たちの祈りを歩く」 講座からの関連で
養老改元1300年 元正天皇ゆかりの地をめぐる」ツアー開催も。
◆日程:2017年9月16日(土)日帰り
◆行き先: 病気平癒を祈った多賀大社、元正天皇勅願の美江寺、そして、改元するほど感激した養老の水へ
◆主催:やまとびとツアーズ
◆案内人:倉橋みどりさん・生駒あさみさん

奈良時代ふたりめの女帝である元正天皇。母である元明天皇より皇位を継ぎ、生涯独身でした。謎めいたところや美貌のイメージもあり、歴史好きにとっては興味の尽きない存在です。
今年は元正天皇が養老に行幸し、その水のすばらしさを誉め称え、元号を「養老」に改元してから1300年。この節目の年に、 まずは奈良にある元正天皇御陵に参拝してから、元正天皇をはじめ、奈良とは何かとゆかりの深い滋賀の多賀大社での正式参拝。 そして、養老改元と同時に元正天皇が勅願された岐阜の美江寺まで足を延ばします。美江寺ではご住職のお話もうかがいます。最後は、今なお清らかな養老の滝でゆったりと過ごします。

※「やまとびとツアーズ」では、奈良のディープな魅力を詰め込んだツアーを企画されています。よろしければ、リンク先から他のツアーもチェックしてみてください。

2017年7月28日金曜日

8月のお出かけ情報②〜寺社伝統行事:前半

8月は寺社の伝統行事や年中行事、お盆の行事も多く
前半・後半に分けてご案内いたします。
まずは8月前半、お盆までの行事をどうぞ。

◇8/1~8/15 9:00~16:00 大安寺盂蘭盆精霊会
期間中、諸大寺の高僧や著名人の染筆の灯篭を掲げお盆施餓鬼供養会を行います。
問合せ:0742-61-6312

◇8/1~8/7 5:30~ 矢田寺舎利会
問合せ:0743-53-1531

◇8/2~8/3 天川村「洞川温泉行者祭り」
大峯山開祖の役行者が冤罪で島流しになり、後に無罪となって
大峯山に戻った時、熱狂的に村民が出迎えた様子を表したお祭り。
ひょっとこ踊り、鬼踊り行列などがある大峰山随一の奇祭。
問合せ:0747-64-0333(大峰山洞川温泉観光協会)

◇8/4 西大寺「本願称徳天皇御忌」
西大寺本願称徳女帝の忌日法要。
※今年は「あべのハルカス美術館・西大寺展」で厳修。(13:00~)
問合せ:0742-45-4700

◇8/4 10:00~ 杉箸神社「祭典」
杉箸神社は、箸の神様として知られるシラハシの翁が祀られ、日本でも珍しい箸をご神体とする神社です。昭和25年以来毎年行われているこの祭典では、割箸への感謝と杉箸業界の発展を祈願し、祝詞奏上のあと玉串が奉納されます。
問合せ: 0747-52-0001(下市町役場)

◇8/6 9:00~ 千光寺「滝祭り火渡り修業」
お滝行と火渡りを参拝者が参加できる。
問合せ:0745-45-0652

◇8/6 11:00~  金峯山寺「本地堂供養会」
蔵王権現本地堂に於いて、蔵王権現の本地仏釈迦如来、千手観世音菩薩、弥勒菩薩の三尊を供養する法会。
拝観料等:境内無料 参拝無料
問合せ:0746-32-8371

◇8/7 7:30~9:30 東大寺「大仏さま お身拭い」   
東大寺大仏殿にて、年に一度の大仏さまのお身拭い。
お身拭い終了後は大仏殿の消防設備の放水訓練などが行われます。
問合せ:0742-22-5511
ブログ内過去記事はこちら 


◇8/7 14:00~ 大神神社「七夕祭」
拝殿にて、学業の向上・技芸の上達と諸願成就を祈願する。
子供達が参加しやすいよう、月遅れで8/7に行われている。
問合せ:0744-42-6633

◇8/7 19:00~ 大和神社  「戦艦大和みたま祭」
問合せ:0743-66-0044

◇8/9 終日 東大寺二月堂「およく」 
この日に二月堂に参詣すると46000回功徳があるといわれています。
問合せ:0742-22-5511
ブログ内過去記事はこちら 2013年 2014年  2015年
2016年←平和の撞鐘についても書いています。

◇8/13~8/15 薬師寺「盂蘭盆会」
問合せ:0742-33-6001

◇8/13~8/15 「十津川の大踊り」
小原の大踊りは8/13 19:30~23:30
武蔵の大踊りは8/14 19:30~24:00
西川の大踊りは8/15 20:00~24:00
問合せ:0746-62-0067(十津川村教育委員会)
国の無形民俗文化財に指定されています。

◇8/14 17:30~ 談山神社献燈祭
拝殿の吊灯篭と境内の石灯篭に献灯し、祖霊をおなぐさめする祭。
問合せ:0744-49-0001

◇8/14 8/15 19:00~21:30 春日大社「中元万燈籠」 
境内の3000に及ぶ燈籠は、800年の昔より貴族や武士を始め広く一般国民より奉納されたもの。廻廊沿いの釣灯籠の灯影には幻想の世界が現れ、参拝者で賑わいます。
問合せ:0742-22-7788

◇8/15 19:00~22:00 東大寺「万灯供養会」  
大仏殿の観相窓が開けられ大仏様のお顔が灯に照らされ浮かび上がる。
※2011年から灯籠・祈願のお申し込みをされていない方の入堂は有料(通常通り)になっています。
問合せ:0742-22-5511 
ブログ内過去記事は2013年  2014年 2015年 2016年


◇8/15 20:00 点火 「高円山 大文字送り火」 
奈良の「大」の字は日本最大級の大きさ!
「一」の部分が109m、「ノ」の部分が164mです。

2009年6月に大文字の火床まで登ったブログ内記事はこちら
問合せ:0742-22-5200

◇8/15 「ほうらんや火祭
橿原市内 春日神社(12:30頃)と八幡神社(15:00頃)にて。
松明を持って境内を暴れ回り、疫病封じと五穀豊穣を願う
約300年続く伝統ある夏の火祭り。
問合せ:橿原市観光課(0744-22-4001)

◇8/15 10:30〜 法隆寺西室「夏安居結願法要・求道会」
夏安居最終日 結願法要と法話
問合せ: 0745-75-2555

真夏の奈良はたっぷり暑いのですが、お寺の伽藍の中はひんやりして
奈良公園の木々の葉陰を吹き抜ける風は涼やかです。
夏こそ奈良へ!どうぞお越し下さいませ。

2017年7月27日木曜日

8月のお出かけ情報①〜秘宝秘仏公開

夏場の秘宝秘仏特別公開の数はぐんと少なくなりますが
お盆の行事も含めて寺社の伝統行事や灯りのイベントなど、
夏の奈良旅行の思い出を彩る行事はたくさん開催されます。
どうぞ夏の奈良旅をご堪能くださいませ。

<<公開中の秘宝秘仏>>
◇〜8/16 喜光寺「宇賀神特別開帳」
問合せ:0742-45-4630  

◇〜8/31 安倍文殊院金閣浮御堂 夏の寺宝展」9:00~17:00
問合せ:0744-43-0002

◇〜8/31 おふさ観音秘宝生き人形
問合せ:0744-22-221

◇〜11/30 9:00~16:00 松尾寺日本唯一の舎人親王像公開
問合せ:0743-53-5023

<<今月から始まる特別公開>>

◇8/1~8/12 9:00~15:00 
五劫院「五劫思惟阿弥陀仏」
通常は要予約での拝観ですが、この期間は予約無しで拝観できます。
五劫院は奈良倶楽部の2軒お隣ですので
ご宿泊のお客さまはこの機会に是非どうぞご拝観下さい。(志納)
※2010年の秋に東京国立博物館で開催された「東大寺展」に出陳された「五劫思惟阿弥陀仏」。お寺から東博へ出発された時のブログ内記事はこちら

◇8/6・8/13・8/20・8/27 9:00~16:00
宝山寺獅子閣特別公開
問合せ: 0743-73-2006

◇8/6 
極楽寺広島大仏・本尊阿弥陀如来坐像」特別公開
問合せ:0743-57-2231

◇8/6 応現寺東鳴川観音講「木造不空羂索観音坐像」特別開帳

◇8/6~8/7 9:00~15:00 室生寺慶雲殿「曝涼展」
一年に一度、立秋の日に室生寺では絵画を虫干しされます。
慶雲殿にて一般公開される絵画の中には胎蔵界・金剛界の両曼荼羅も。
問合せ:0745-93-2003

◇8/8 浄瑠璃寺「三重塔・薬師如来坐像特別公開」
※雨天、荒天時は中止 
問合せ:0774-76-2390 

◇8/16 13:30~15:00  當麻寺中之坊「導き観音ご開帳」
問合せ:0745-48-2001

◇8/23・8/24 9:00~16:00 唐招提寺「地蔵堂」
弘法大師の作と伝わる秘仏、地蔵菩薩立像(重文)を特別公開。
問合せ:0742-33-7900

2017年7月26日水曜日

東大寺の蓮とこぼれ話*

「聖武天皇 佐保山南陵さほやまのみなみのみささぎ」の参道脇に蓮池があると知って、お散歩がてら出かけてみました。
ご近所の「あじあの薬膳おばんさい藍布」さんがFBにアップされた写真を見て、私もですが、ほとんどのきたまち住人が、ここに蓮池のあることを知らず、新たなきたまち名所を見つけたような嬉しさがコメント欄を賑わしておりました。






小さめの池ながら、ちょうど見ごろの蓮の花の美しい姿を堪能いたしました。聖武天皇陵から光明皇后陵へもお参り。
宮内庁職員の方が光明皇后 東陵を清掃されていてピンときたのですが、明日は光明皇后の旧暦の御命日法要が営まれるのです。(10時~)
※ご命日の6/7の旧暦は、今年は29日土曜日に当たり(宮内庁主催なので土日は避けられる)、またその前日は大仏殿での解除会と重なるので、明日7/27は旧暦6/5だけれどもその日にされるのですね・・・と、これは私の推測です。
御陵からは御蓋山も見えるのです。
::
もう一つの蓮は戒壇院。


戒壇堂・堂内では四天王像の修復作業をされていました。
小さな補修は現場でされるようで、貴重な機会に遭遇。
そして学芸員の方が照らすライトで気が付いたのですが、仏像の鎧などの襞の内側には鮮やかな色彩がくっきりと残っているのを見つけたのです。そんなことを発見してから、他の仏像も下から覗き見まくり(笑)
::
その後、大仏殿~手向山八幡宮~三月堂~不動堂~二月堂とお参り散歩をしたのですが、三月堂では、戒壇堂と同じ天平の仏さまの襞の下から覗き見をしては、美しい天平時代の彩色にうっとり。
飯道社の鳥居が新しくなっていたり、三月堂前の灯籠も修繕されていたりと、境内では小さな修復作業が行われている期間のようです。
 帰り道に立ち寄った知足院では、お地蔵さまの搬出作業中に遭遇。
奈良博「源信展」に出陳されるのですね。(8/1~9/3)
行ってらっしゃ~い。
・・・と、あちこち歩いて色んな場面に遭遇した楽しいお散歩でした。
最後は「鹿鳴園」のかき氷でちょっとほっこり。

2017年7月25日火曜日

◆「ほうせき箱」のかき氷が確実に食べられる宿泊プラン◆8/4~8/27

◆「ほうせき箱」のかき氷が確実に食べられる宿泊プラン◆
期間:8月4日(金)から8月27日(日)にご宿泊の方限定
入店時間:ご宿泊日の18:30〜19:00の間に入店下さい。
料金:かき氷代金は直接お店にお支払い下さい。
  (ご宿泊料金には含まれておりません)
人数:8/4〜8/27に奈良倶楽部宿泊のお客様で一日3席限定。

ふわっふわのかき氷にクリーミーなヨーグルトエスプーマー。
氷の神さま・氷室神社のお膝元で「かき氷の街・奈良」を牽引するお店として、今や全国区で大人気のかき氷店「ほうせき箱」さん。

事前予約は受けておらず、当日の朝9時にお店の前に出されるお待ち表に名前を書いて、希望の時間になったらお席がご用意されるシステムを取っておられるのですが、週末には半時間から1時間で当日提供の200名様分が売り切れてしまうという、行列必須の超人気かき氷店です。

そんな「ほうせき箱」さんより、奈良倶楽部ご宿泊のお客様に嬉しいお申し出をいただきました。
本来であれば朝9時に受付をしてお待ちいただくところを、こちらのプランご利用の方には、夕方の閉店後にお席をご用意していただけることになったのです!

18時30分から19時の間に入店という限られた時間設定になりますが、奈良倶楽部より「ほうせき箱」さんにお名前とご連絡先、人数をご連絡しておきますので、当日、お名前と奈良倶楽部に宿泊していることを伝えて入店していただけます。
※「ほうせき箱」木曜定休のため、その日はご利用いただけません。

ちょうど8月5日より「なら燈花会」(19:00~21:30)が奈良公園一帯で始まります。夕方からの散策始めに、ひんやりかき氷でからだも心もクールダウンして、また燈花会の灯りをお楽しみいただけることと思います。是非ご利用くださいませ。

すでに期間中にご予約をいただいているお客様で、このプランに変更希望の方は、メール( ktnaraclub@gmail.com ) またはお電話( 0742-22-3450 )にてご連絡をください。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2017年7月23日日曜日

新しくオープンの「堀内果実園」と「薬Zen拓」

前のブログで、きたまちエリアに新しくできたお店2軒「千寿庵吉宗 奈良総本店 千壽茶寮」と「活版工房 丹 TAN 」をご紹介した続きで、最近オープンしたお店と移転オープンされるお店のご案内もブログアップ致します。

「堀内果実園」
6代続く吉野の果実園が、奈良市内三条通りに、新鮮な果物をおいしくおしゃれに楽しむことのできる、スタンド形式の農家直営店「堀内果実園」をオープンされました。
店内は鰻の寝床のように奥行きがあり、一番奥にイートインスペース。スタイリッシュでハイセンスな空間です。
完熟果物を使ったスムージーやフルーツサンドイッチなど、テイクアウトもイートインでも楽しめるようになっています。
フルーツは自社農園産だけにこだわらず、国内外の品質のいい果物も厳選し、常時約10種類の季節の果物が並んでいるそうで、またドライフルーツやコンフィチュールなどの加工品も充実していました。
写真を取り損ねましたが、私は「いちご&柿ミルクのスムージー 」をいただきました。次回は、気になるフルーツサンドを是非いただいてみたいと思っています。
「堀内果実園」
住所:奈良市角振町23
電話:0742-93-8393
営業時間:10:00〜19:00
::
「薬Zen拓」
もちいどのセンター街・夢CUBE内にあった「薬Zen拓」さんが、同じ もちいどのセンター街の入ってすぐのところへ移転オープンされます。(オープン日は7/25です。)
先日7/18に、新店舗お披露目会があり、おじゃましてきました。写真はその時の様子です。
月替わりでテーマを決めて、贅沢な食材で食べ比べできるコース料理や薬膳メニューなど、リーズナブルで美味しい薬膳料理を提供されている超人気店の「薬Zen拓」さん。新しいお店はとても開放的で広くて、今後の展開が楽しみですね。(オープンキッチンの後ろに個室もあり)

「薬Zen拓」
住所:奈良市橋本町32-1F もちいどのセンター街内
電話:080-7700-2277
営業時間:11:00〜20:00
定休日:なし(日曜夜はお休みのようにお聞きしました)

2017年7月22日土曜日

きたまちにオープン「活版工房 丹 TAN 」

近鉄奈良駅北側の東向北商店街を入ってすぐのところにオープンしたばかりの「活版工房 丹 TAN 」さん。
奈良の老舗印刷会社「実業印刷」運営の「活版工房 丹 TAN 」さんは、判子状の活字を使って文字を印刷する活版印刷の商品を販売・受注を請け負うショップです。
お店は中2階と1階の2フロアで
名刺、ポストカード、名入れ便箋、名入れ一筆箋などの活版印刷+箔押し加工のオーダーや、正倉院文様をデザインデータベース化されている奈良女子大学・藤野千代先生デザインの印刷紙製品など、取扱い商品も充実しています。
活版印刷のポストカードが並べられたディスプレイ台。
よくよく見ると
かつての活版を並べてつくられた特別のディスプレイ台なのです。
こちらは藤野先生デザインの正倉院文様のご朱印帳。
正倉院文様をデザインした紙製品は、奈良土産として重宝しそうです。



私は五色鹿がデザインされた一筆箋、封筒、ポチ袋と
金糸銀糸がかけられた祝儀袋などを購入しました。

活版工房 丹 TAN
住所:奈良市東向北町6番地
電話:0742-20-2555
定休日:水曜
営業時間:10:00 〜18:00

2017年7月21日金曜日

千寿庵吉宗本店に喫茶「千壽茶寮」オープン*

奈良倶楽部のご近所の千寿庵吉宗さんに、喫茶「千壽茶寮」が併設オープンされましたので早速行ってきました。
お店を入った右手のスペースにカウンター席。
そのまだ右手(写真↑の胡蝶蘭が置いてある右側)に和室があり
どちらも緑が美しいお庭に面して明るい雰囲気の喫茶スペースです。

和室の室礼がとても素敵で、一つ一つに目が釘付けになっております。

メニューはかき氷を中心にわらび餅や甘味の和スィーツが充実。
かき氷も10種類ほどのラインナップでどれにしようか迷う程。
ネーミングに惹かれて「乙女のミルク氷」を。トッピングされているのが西讃岐地方で嫁入りにかかせない縁起菓子の「おいり」なのです。おいりが綺麗と花嫁も美しいといわれるのだとか。
縁側には温かいお茶もご用意されていて、ちょっとほっこり。
和室のテーブルは樽井禧酔氏による「二月堂食堂机」だったり
天井には、高級手漉き和紙「三笠」を竹細工で仕上げたオリジナルの照明がかかって、随所に贅を凝らし遊び心満載の空間でした。
かき氷の器は赤膚焼の古瀬さん作。たくさんの幸せを願って、お店の方が、器にメッセージを書かれています。
奈良らしい空間でいただくかき氷もまた格別でした。

「千寿庵吉宗 奈良総本店」

住所:奈良市押上町39-1
電話:0120-300-327
営業時間:9:00~18:00
※喫茶「千壽茶寮」は10:00〜16:30ラストオーダーで水曜定休

最後にお知らせ++
今年も、8月11日(金)~15日(火)の5日間限定で『わらび餅祭り』が開催されますよ〜。昨年いただいたのですが、朝できたての生わらび餅がとっても美味しかったのです。(昨年のブログ記事