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2017年5月29日月曜日

6月のお出かけ情報①〜秘宝秘仏公開


先月より公開中の秘宝秘仏++
◇〜6/10 法華寺国史跡名勝庭園特別公開
問合せ:0742-33-2261

◇~6/18 壷阪寺「多宝塔初層特別公開」
問合せ:0744-52-2016

◇~6/18 興福寺「阿修羅ー天平乾漆群像展」 
問合せ:0742-22-7755

◇〜6/30 薬師寺玄奘三蔵院伽藍・大唐西域壁画公開
平山郁夫画伯の大唐西域壁画の公開です。
◇~6/30 薬師寺「西塔初層内陣釈迦四相像特別公開
問合せ:0742-33-6001

◇~6/30 長谷寺本尊大観音尊像
◇~6/30 長谷寺「春季特別寺宝展」
問合せ:0744-47-7001

◇〜8/31 おふさ観音「秘宝・生き人形」

今月から始まる特別公開++

◇6/1〜6/15 東明寺「薬師如来坐像」特別開帳 9:30~17:00
問合せ:0743-52-7320

◇6/1〜6/30 矢田寺「地蔵菩薩立像」 9:30~16:30 
◇6/1〜6/30 矢田寺 「 閻魔堂」開扉  9:30~16:30 
閻魔堂の蔀戸が開扉され、閻魔大王・十王像等の拝観ができる。
(堂の正面より。入堂はできません。)
問合せ:0743-52-3871

◇6/1〜7/31 談山神社秘仏談峯如意輪観音」8:30~16:30
談山神社に残る唯一の仏像。
問合せ:0744-49-0001 

◇6/1〜8/31 安倍文殊院金閣浮御堂 夏の寺宝展」9:00~17:00
問合せ:0744-43-0002

◇6/4 応現寺東鳴川観音講「木造不空羂索観音坐像」特別開帳

◇6/5~6/7 唐招提寺鑑真和上坐像特別公開
鑑真和上の命日にあわせた特別公開。9:00~16:00
御影堂大修理のため、新宝蔵にて。
問合せ:0742-33-7900

◇6/5~6/10 法華寺国宝十一面観音像特別開扉
問合せ:0742-33-2261

◇6/6 秋篠寺「大元帥明王像特別開扉」9:30~16:30 
奈良時代最後の天皇である光仁天皇の勅願により開かれ
言密教の場として隆盛を極めたお寺。 
大元帥明王が出現されたという伝説があり、
一年に1日だけ秘仏大元帥明王像が特別開扉されます。
過去日記はこちら→
問合せ: 0742-45-4600

◇6/6 常光寺「歓喜天」特別開扉 9:30~16:30
奈良市押熊町にある常光寺で、毎年6月6日のみ特別開扉
問合せ:0742-45-3272 

◇6/8 浄瑠璃寺「三重塔 薬師如来坐像特別公開」
問合せ:0774-76-2390 


◇6/16 當麻寺中之坊「導き観音」特別開帳13:30~15:00
問合せ:0745-48-2001

◇6/10〜8/16 喜光寺「宇賀神特別開帳」
問合せ:0742-45-4630  

特別公開される日付順に記載しています。
特別公開の時間や拝観料、寺社の場所などは各サイトでお調べ下さい。

印はブログ内の関連過去記事です。

2017年5月27日土曜日

奈良少年刑務所がホテルに*追記あり

<<下段に追記あり>>

この3月末で閉鎖された奈良少年刑務所の保存・活用について、法務省は民間事業者を募集していましたが、この度、全国で「チサン」ブランドなどのホテルを展開するホテル運営会社「ソラーレホテルズアンドリゾーツ」を優先交渉権者として選定し、収容棟をホテルに転用する案で、2020年中の開業を目指していると発表しました。

刑務所の建物を生かした「監獄ホテル~プリズンホテル」
海外では何軒かあるようですが、日本国内では初めての試みとしてこれから注目を浴びそうですね。

さてその内容ですが・・・各新聞社の発表から、印象に残った部分を転載させていただきます。

旧収容棟は「文化財ホテル」(約150室)とし、5平方メートルの独房を3室分あわせて客室にする計画だ。併設されている病棟も、より低価格で泊まれる宿泊施設(定員約60人)に改装。10万平方メートルを超える敷地内にはホテル(約80室)やレストラン、温浴施設などを新設するという。
また、日本の刑務所の歴史などを知ることができる「史料館」も2019年10月に開館させる予定。(朝日新聞

コンソーシアムが提案しているのが体験型複合施設だ。旧奈良監獄を耐震補強しつつ、必要最小限の改修を施す。重要文化財のため、文化庁の許可を得て、独房などを客室に改装。敷地内に別にホテル棟を新設し、客室は約290室確保する。
10万6千平方メートルの敷地内にはレストラン、カフェバー、イベント空間、コミュニティーセンターを配置。天然温泉の温浴設備も設けるという。総事業費は150億円強の見通しだ。
法務省の要請に応えて「建築行刑史料館」も設置する。旧奈良監獄が担ってきた役割や行刑・矯正の歴史を展示で分かりやすく伝える。史料館はホテルに先行して19年10月に開館する予定だ。(日本経済新聞

・・・・ということで、2年後には「史料館」がオープン。ホテルも3年後にはオープン予定で、奈良倶楽部のある地元エリアもこれから随分変わっていくことと思います。

記事中の画像はすべて、3月に奈良少年刑務所内部を見学させていただいた折に撮影したものです。(その時のブログ記事はこちら

ところで、こちらの施設のことを「奈良少年刑務所」と呼んでしまいますが、新聞発表などから推察するに、今後は「旧奈良監獄」と表現する方がいいようですね。
また何か新しい発表があれば、ブログでもお知らせしていきます。

追記>>
早速ですが、ホテルの内容詳細とイメージ図がこちらのサイトに掲載されていました。→「ならマガ」

2017年5月26日金曜日

あべのハルカス「マティスとルオー展」

あべのハルカス美術館で開催中の
「マティスとルオー展~友情50年の物語~」展を観てきました。
マティスは、学生時代から好きだった画家。(特に晩年の「ジャズ」や「ダンス」のシリーズなど)
ルオーは2008年に和歌山の美術館でたまたま観て、画家の静謐な精神世界に触れて感動した記憶があります。(ブログの過去記事を探したら記録が残っていました→

画風も全然違う二人の画家の間に、生涯にわたっての長く深い交流と固い絆の友情があったことを、今回の展覧会で初めて知りました。

この展覧会では、近年発見された往復書簡とともに、マティスの貴重な初期作品や、ルオーの重要な版画集『気晴らし』の油彩原画シリーズ全点など、初来日作品を含む約140点が展示され、半世紀にわたる二人の厚き友情と芸術の軌跡が紹介されています。

二人が交わした手紙が効果的に配された空間構成。その手紙に関連した作品の展示構成も素晴らしく、お互いの芸術に対する敬意と支援、二人の温かな交流に、展示会場で思わず癒されたりしました。

個人的にはマティスの絵を描くきっかけに驚きました。
(20歳の頃に盲腸炎で入院し、その時に母親から退屈しのぎのためにプレゼントされた画材で絵を描いたことがきっかけで画家を目指すことになったのですって!)
そして会場出口の手前にあった「ロザリオ礼拝堂」の動画展示がとてもよかったです。(検索してみるとこちらのブログに礼拝堂の画像が載っていました。)
また、学生時代に画集で見ては憧れていた「ジャズ」シリーズの原画を見ることができたのも嬉しいことでした。
ルオーに関して「黒は色である」という言葉も印象に残りました。

会期終了は5/28(日)まで。
よろしければ是非!
チラシの表面↑と裏面↓と。

2017年5月25日木曜日

お腹の大きな鹿さん*

鹿たちの楽園、講堂跡。
芝の緑も濃く茂って、もぐもぐクシュクシュと草をはむ音も賑やか。
 久しぶりにここへ来て、何気なく鹿を見ていたら
あれ?結構お腹の大きい鹿たちがいる!
 手前の2頭も大きいし、このコも膨らんだお腹だね。
と、きょろきょろ見渡してみたら・・・
 あらあら!この鹿さんこそ、まもなく出産の時を迎えるのでは??
お乳も立っているし、すでに何か見えているし!
でも一向にいきむ気配もなし、私もずっと付き合っている暇もなし。
東大寺境内の生き物に詳しい知人に聞くところによると、この状態ではまだまだ今晩あたりかもということでした。
明日には可愛い子鹿の姿が見られるかしら?
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「奈良の鹿愛護会」ブログより子鹿を見かけたときのご注意++
奈良公園で子鹿を見かけた際には、近づいたり触ったりせず、離れたところからそっと見守って下さい!
子鹿に人間の匂いがつくと、お母さん鹿が自分の子鹿を判別できず、子育てをしなくなることがあります。また母鹿は母性本能が強く、子鹿を守る為に近寄る人に攻撃することがあります。
::
ところで、昨年の秋より大仏池の工事が行われていて、今はすっかり水がなくなって、池の底には緑の草も生えてきています。

よ~く見たら、ここにも亀さんが!

いろんな動物たちがいて、ちょっとした散策も楽しいのでした。

2017年5月24日水曜日

きたまちにnew openのお店*

先日のブログで紹介した「2017年版のきたまちいいとこマップ」を見ていると、随分新しいお店が増えていることに気づきます。
きたまちの広報担当を自認していますので、時間のある時に回ってみようと思っていますが。
ここ最近に3軒のお店を訪ねましたので、まずは簡単にご紹介。
「てらかわ」
奈良女子大正門前に新しくオープンしました。
小皿料理と十割蕎麦のお店です。
住所:奈良市坊屋敷町42 石原ビル 1F
電話:070-4191-3923
営業時間:11:30~16:00   17:30~22:00
定休日:不定休
リンク先:インスタグラム/FB/かぎろひNOWで紹介

「ブタとエスプレッソと」
以前、餅飯殿センター街にあった「ザブロクコーヒー」さんが、店名を「ブタとエスプレッソと」に替えて、きたまちエリアに移転オープンされました。
四元豚のトンカツなど、豚肉料理がメイン。とてもジューシーなお肉です。サービスランチはドリンクが付いて700円と、とてもお得でした。
住所:奈良市登大路町36 大和ビル B1F
電話:0742-27-5165
営業時間:11:00~15:00
定休日:不定休
リンク先:食べログ

「LA LIBERTE ラリベルテ」
県立美術館と文化会館の間の道を北へ少し歩いたところ。「かやく」さんの手前にある、可愛いピンク色の建物が目印の手作りケーキとパンのお店です。
イートインコーナーもあるので、ちょっと一休みにいいですね。
住所:奈良市南半田中町13-1
電話:050-1063-5291
営業時間:11:00~17:30(売り切れの場合あり)
定休日:インスタグラムやフェイスブックページでお知らせあり
リンク先:インスタグラム/FB

※パソコンの調子が悪かったりで、しばらくブログの更新が滞っていました。ゆっくりペースですが、またぼちぼちアップしていこうと思いますのでよろしくお願いします。

2017年5月20日土曜日

きたまち「いいとこマップ2017年版」の配布*

GWの前後から、みんなで手分けして配布している
「きたまち・いいとこマップ2017年版」
参加店舗のほとんどに配布完了したようなので、ブログでもご紹介++
昨年版よりデザイン一新、大きなサイズを4つ折りにしています。
紙も新聞紙のような感触で手に馴染んで見やすくなりました。
表面↑は きたまちエリアのマップに、周辺バス路線図も掲載。
そして「奈良きたまち名所めぐり」と題して
「天平時代」「戦国・中世」「近現代はいからさん」の3コースにわけて、名所めぐりもご案内しています。↓

「歴史のモザイク・きたまち」ならではの試みですね。
マップを片手に、お店巡りだけでなく、名所めぐりも楽しんでいただければと思います。
マップの表面に掲載のお店情報は裏面↑に詳しく載せていますよ。
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そして今年も「奈良きたまちweek2017」が近づいてきました!!
「いいとこマップ」と一緒に配布しているのは
「奈良きたまちweek2017」(7/7~7/13)のイベントマップです。
今年から開催日が、5月末の週ではなく、7月に変わりました。
7/7の七夕の日から7/13の祇園八坂神社の宵宮の日までの一週間が、「きたまちweek」の開催期間です。
夏の期間に開催しますので「ひんやり きたまち」をテーマに、楽しい企画が盛り沢山!こちらの情報は近日中にブログでお知らせ致します。
まずは「いいとこマップ」を見つけたら、是非 手に取って、きたまち巡りをして下さいね。

2017年5月19日金曜日

県美「榊莫山と紫舟のシンフォニー」

奈良県立美術館で開催中の書の源流企画展「榊莫山と紫舟のシンフォニー(交響)」に行ってきました。
榊莫山さんは、生前よくテレビのコマーシャルなどでお見かけしていた方。飄々とした字を書かれるというイメージを持っていましたが、実は莫山作品をこんなにまとまって拝見したのは初めてです。
どんな作品があるのだろう・・・と、少し楽しみに観に行きました。
展覧会は、想像以上のボリュームと内容で、かなり満足。
何よりもびっくりしたのは、莫山先生が10代の時に書かれた漢字です。
端正で完璧に美しい書体に驚くとともに、このようなしっかりとした基礎があってこその、あの味わいのある字体なんだなぁと、妙に納得したのでした。
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初めに代表作品2点が展示されていました。
どちらも惹かれた作品なので図録から文章も引用しておきます。
 「寒山拾得」
寒山「山へイコカ 川へイコカ」拾得「イヤジャ 空へイコヨ」
世俗を超越した寒山と拾得の姿に惹かれるものがあったと、書いてありましたが、晩年の莫山先生のイメージそのもののようにも思いました。
「土」 
榊莫山は漢詩を主題とする時期の後、現代詩を主題に書を制作していましたが、他の詩人の詩的イメージを視覚化することに限界を感じるようになり、自身の言葉を書くようになりました。
「耕土(土ヲ耕ス)」「臥藁(藁ニ臥ス)」などを書く段階を経て、丸い石に漢字1字を刻むようになり、やがて石の彫刻の陰影を墨で紙に表現する仕事に取り組み、「土」「行」「女」など漢字1字の書作品を生み出しました。また、開放的で明るい陰影を求め、淡墨を用いました。
とりわけ「土」は重要な文字でした。

太古に「土」という文字が生まれた時、2本並んだ横棒には果てしなく広がる地表と地中、それを貫く1本の縦棒には、地中に埋もれた一粒の種子が地表を破って発芽する姿というイメージが込められていたことを知り、そのイメージを表現しようとこの主題を繰り 返し取り上げました。(図録より抜粋)
「土」への想いを知りえたこと、これも収穫でした。
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その他にいいなぁと思った作品は
「東大寺ノ松林」や「室生寺ノ塔」などの大和八景作品↑。
特別出品の、東大寺のために書写した写経手本↓も素晴らしいです。
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そして、 奈良で書家としての第一歩を踏み出し、奈良の伝統工芸から学んだ美意識を基に世界で活躍する紫舟さんの作品達もまた見応えがありました。
美術館の県庁側壁面には、紫舟さんの「鯨波動図」↑。
作品をシートにして掲出されていて、県庁のロビーから眺めると、額縁に納められた絵画のように見えるのだそうですよ。
奈良にゆかりが深い書家二人のコラボ作品展。
会期が7/23までと長く、途中6/6から一部展示替えもあるようなので、また観に行こうと思っています。
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書の源流企画展「榊莫山と紫舟のシンフォニー(交響)」
開催期間: 4月15日(土)~7月23日(日)  9:00~17:00
開催場所 :奈良県立美術館 ( 0742-23-3968)
料金: 一般 400円
休館日:月曜日(但し、7/17開館・7/18休館)
尚、「ムジークフェストなら2017」(6/10-6/25)期間中の月曜日(6/12・6/19)は開館されます。

2017年5月18日木曜日

もう一度「快慶展」

5月16日より藤田美術館所蔵の地蔵菩薩像がお出ましということで、早速行ってきました。
醍醐寺の弥勒菩薩坐像も楽しみにしての3度目の「快慶展」
3度目ということもあって、今回は気楽な気持ちで自分の好きな快慶仏だけをじっくりと眺めたりして、キャプションも読まずイヤフォンガイドも借りずに、「目で観る」を味わってみました。
筋肉隆々で今にも動き出しそうな躍動感あふれる仏像もいいのですが、私の好みは、ただただ美しいお姿の仏様で。
清新さと気品を兼ね、瑞々しくも洗練され端正な作風の快慶仏の数々を、うっとり見入った至福の時間でした。
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会期も終盤になり、奈良倶楽部にも「このために来ました」「行ってきました」「明日、行く予定です」という方が多くいらっしゃって、朝食の席でも盛り上がったりしています。
6/4まで、是非ご覧いただければと思います。
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特別展「快慶」日本人を魅了した仏のかたち
会場:奈良国立博物館
会期:6/4まで
休館日:毎週月曜日(ただし5/1は開館)
開館時間:9:30~17:00(毎週金土曜日は19時まで)
詳細はこちら:奈良博のページ/読売テレビのページ
ブログ内過去記事

2017年5月17日水曜日

東大寺境内*栴檀の花と柳絮

前の晩に荒池で栴檀の花が咲いているのを確認したばかり
翌朝は久しぶりの朝の散策を、栴檀の木のあるところへと。
戒壇堂の栴檀の木は背が高くて、私のカメラではこれが精いっぱい。
お花の様子があまりはっきりわかりませんが
雰囲気だけでもご覧いただければと思います。
戒壇堂の他に、境内にはもう一本
東大寺ミュージアムのそばの栴檀の花はまだ蕾でした。
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さて、栴檀の花とワンセットで思い出すのが「柳絮りゅうじょ」です。
2年前のブログ記事「東大寺大湯屋に柳絮舞う」と「東大寺戒壇院の栴檀の花」をご覧いただければ、柳絮についての詳しい説明や、栴檀の花のもっと開花が進んだ様子も見ていただけますが、今年の大湯屋辺りの様子はこんな感じでした。




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そして久しぶりの二月堂さんへも。
柘榴の花が開き始めていて、まもなく入梅へと季節が進むのですね。