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2016年9月3日土曜日

アイルランド紀行⑥W.B.イエーツゆかりの地とコング

9/3 ロンドンデリーからアイルランド西部のコングへ移動。
道中に詩人イエーツが愛したスライゴーや、創作にも影響を与えたというベンバルベンというテーブルマウンテンが見えるところに寄りました。
氷河によって削り取られた石灰岩のテーブルマウンテン。
この山がよく見えるところの一つにドラムクリフ村があり、その村の教会にはイエーツのお墓があります。
バスツアーの観光客も多く、お墓の周りは人だかり。
教会の内部が大変可愛らしく、パイプオルガンに描かれた模様にも惹かれるものがあります。
シトロエン愛好家たちのツアーも駐車していました。
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その後は、今晩の宿に近いコングというリゾート地に立寄り
ここにはアシュフォード城というレーガン大統領やグレースケリー、ロッドスチュワートも滞在したという、今はホテルになっている古城があります。
お城の中は宿泊客オンリーですが、広大な敷地は散策できるのです。
お城から出てコングの街中へ。

コングは一周しても10分もかからないくらい小さな町ですが
ジョン・フォード監督の映画「静かなる男」(1951年公開)のロケ地として有名な町なのです。
可愛いカラフルな家並みが続きます。
でも営業していないお店も多く少し寂れたような印象でした。


アイルランドは、昨年訪れたフランスのように家々の窓辺やお庭に花が咲き乱れているという様子ではないけれど、時々こうしたお花を見かけることがあります。その印象ですが、花弁が大きく栄養満点のような感じで、色目も原色が多く、庭の花にもお国柄があるのかなぁと思いました。