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2016年8月10日水曜日

二月堂およくと平和の撞鐘

8月9日午前11時2分 東大寺鐘楼にて
長崎原爆犠牲者追悼のための平和の鐘が撞かれました。
功徳日およくにお参りしようと大湯屋あたりまで来たら、「ご~ん」と奈良太郎の鐘の音が響いてきました。
最初は原爆忌に撞かれる鐘の音とは気づかずに「およく」と関係あるのかな?と 何気なく鐘楼の方へ。
 学生さんのグループが順番に鐘を撞いていて、ここでもまだ気づかず。
大鐘のそばまで行って、平和の撞鐘であることを知りました。
特別な人たちが撞いてらっしゃるのかなと、傍観していたのですが、どうもそこにいる人たちが撞いていいような様子です。
最後の一撞きになって、勇気を出して撞かせていただきました。
好奇心が勝ちながらも、さすがにこの大鐘を前にしたら、思わず敬虔な気持ちになり合掌。そして心より平和を祈念して撞かせていただきました。

一人で撞くことができた(実際は介添えしていただいていますが)なんて、夢のような出来事でしたが、鐘撞き棒は大変な重さで、綱を引いたら後は手を離すということで、そこで撞きにいっては重心を崩してしまい、かなりのコツがいることがわかりました。
本当に大変貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
平和の鐘がこうして市民の手によって撞かれるものだとは、またまた東大寺さんの懐の深さを知った次第です。

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この後、二月堂「およく」へ。
この日に二月堂に参詣すると46000回功徳があるといわれていますので、終日、大勢の善男善女で賑わっています。

 高砂百合の群生もあり。
今年も孫二人の名前でお願いした釣り紐が新しくなっていました。
お楽しみの福引、今年もクリアファイルでした。
(かぎろひさんの前の方はテレビが当たったのだとか)
そしてもう一つのお楽しみは・・・
おやつに美味しくいただきました。