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2014年12月1日月曜日

東大寺僧房跡北側のグラデーション紅葉*

名残の紅葉++
まだまだ綺麗なところもあるので、追いかけずにはいられませんね。
では晩秋の奈良の紅葉便りをお届けしましょう。
 「おつきあいよろしくね!」
東大寺大仏殿の北側の講堂跡の北側には僧房跡があって、そのまだ北側の空き地(かつては塔頭が建っていたと思いますが)に、大きな楓の木が数本あります。
この辺りの木々の葉っぱには彩りのグラデーションがあって、その彩りが秋の深まりとともにまた変わっていって、訪れる度に違った表情を見せてくれるのです。 
「グラデ楓」と勝手に命名して、秘かに楽しんでいるのですが。
 朱色と山吹色のツートンだったり
 まだ緑の葉に紅を引いたようだったり
紅色と黄色と黄緑色のカラフルなグラデーション。
自然の色の 配色の妙に、いつも感心してしまいます。
ここは奈良倶楽部から一番近い東大寺境内。
徒歩5分くらいのところにありますので
朝食前のお散歩に是非どうぞお出かけください。 

散り紅葉も美しいグラデーション♫
そうそう、今日ちょっと思ったのですが・・・
鹿には赤色よりも黄色の絨毯の方が絵になりますね。
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正倉院の塀沿いにも秋の一コマを見つけました。
西側の塀沿いに黄葉楓
北側の塀沿いには実葛の紅い実。
紅くなった蔦の葉と、柵の影も。
写真撮影をした11/30は小春日和の陽気なお天気でしたが
師走に入って、これからは一気に真冬並みの寒さになるようです。
今週、奈良にお越しの皆様、どうぞ温かくしてお出かけ下さいませ。


昨日は、ブログで愛犬goutのことを読んで下さったお客さまがお泊まりでした。ご自身も大きなわんちゃんを飼ってらっしゃって、老犬介護の四方山話などをして・・・懐かしく思い出していました。
かつては、goutぐーを紅葉ナビゲーターに仕立てて、東大寺境内の紅葉名所をブログでご案内したりしていました。こんな風に、境内のあちこちを歩く楽しみも犬との散歩で知ったことだったと思い出しています。