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2014年8月30日土曜日

ノルウェイ紀行⑤〜絶景、絶景また絶景!ガイランゲルフィヨルドへ*

8/29 旅の5日目
ベルゲンを車で出発してフェリーも2回乗って、ほぼ一日かけてガイランゲルと言うところへ。道中、車窓からもフェリーからも見えるフィヨルドの景色の素晴らしいこと!
旅を終えて帰国してから一番思い出すのは、この2日間に出会った絶景ばかり。風景写真が延々と続きますが、どうぞお付き合い下さい。
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まずは、最初のフェリーのカフェでのパンケーキ。
ノルウェイのフェリーのパンケーキは美味しいと有名だそう。甘すぎるくらいでしたが、美味しいと評判というのもわかる気がします。
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車で走りながら眺めた風景は、のんびりした田園風景や
空、山、海の蒼い色。
木立の美しい川辺り。
急流。
水の豊富なノルウエィのエネルギーはほとんど水力発電で、原発は一基も無し。羨ましい限りです。

時々、こんな風な出会い。
遠くに見える万年雪。

一瞬、ここはアルプスの山かな?と思うような光景も。

でも切り立ったフィヨルドの山々や、水深が深いので、内陸奥地のフィヨルドまで大型客船が運航しているのを見ると、ああすごいなぁと。
美しい風景に心から癒されてのドライブ。
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さて、ここから2回目のフェリーに乗船です。今日の目的地ガイランゲルまでの約1時間半の船旅は、フィヨルドの2000m級の山々が狭い渓谷にそそり立って、絶景、絶景また絶景!という景観でした。





次々に目の前に現れる峡谷を見ながら、のんびりと船旅を楽しんでいましたが、ここで下の写真にご注目!

断崖絶壁のような山肌の途中に家が見えます!
このような一軒家や、数軒の集落が結構あって、今でも人が住んでいる様子。移動手段は何? よく見ると海辺から高い家まで、鎖の梯子がかけてある!
そして他地域へはカヌーや小舟で移動!
聞けば、ほとんどの家はもう使われていないそうですが、サマーハウスとして使われているのもあるそうです。このような場所に住むという厳しさもさることながら、孤独に打ち克つ精神力にも驚きました。

そろそろガイランゲルへ近づいてきました。
小さな村ですが、夏のシーズンには世界中から70万人の旅行者が訪れるそうで、私達は船着き場のある村から車でまた山の上へ。
(下の写真の左側の山の中腹辺り)
そこに点在する山小屋で一泊します。
インフォメーションセンターのある山小屋にはレストランも併設されていて、ここで夕食をいただきました。
いつものことですが、夫は魚料理を一皿、私はスープを一皿オーダーして二人でシェアしていただきます。(外国では一皿の量が多くて、これでちょうど!そして物価の高いノルウェイでは、これで二人で8000円くらいと言う高額に節約せざるを得ません。)

山小屋は二段ベッドの部屋が二部屋。小さなキッチンとダイニング、シャワールームが備えてあって、快適でした。
翌日の朝食は、買ってきたもので。
山で食べる朝ご飯は手をかけていなくても美味しかったです!
宿泊した山小屋からインフォメーション小屋を見下ろして。

山の斜面には山羊たち。
朝食後、出発してこの日は夕方までロングドライブして
ヤンとマイブレットの山の別荘へ向かいます。
出発早々、展望台のあるところから、ガイランゲルの船着き場を見下ろし、右側の山の中腹には宿泊した山小屋が見えました。
まだまだ続く・・・*