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2014年5月7日水曜日

端午の節句に*

5/5は子供の日、子供達が早くに巣立った我が家で「子供の日」はすっかり縁遠いものになってましたが、今年は初孫の初節句でもあり、奈良のおばあちゃんとしては、奈良の伝統工芸「一刀彫」の兜を記念に贈りたいものと思っていました。
写真は「奈良一刀彫」土井志清さんの工房で。
手のひらサイズの小さな兜を見せていただきました。

子供の日の前日に、ふと息子の初節句の頃を思い出して、古いアルバムを探してみました。夫の会社員時代、海外赴任で一家でサウジアラビアのジェッダに住んでいた当時、鯉のぼりを紙に描いて壁に貼ってお祝いしたのです。
セピア色の懐かしい写真。
慣れない土地での年子の子供達の子育ては本当に大変だったけれど、二人とも18歳で親元からするりと自立していったので、今となっては、あの大変さをもっと噛み締めておけばよかったと思うことしきりです。
いつまで経っても子供のままに思う我が子ですが、私達に送ってくれる写真の中の、子煩悩で子育てに奮闘している様子に不思議な感動を覚えています。
折り紙「兜」を被せての記念写真
時代は変わっても子供達の健やかな成長を願う親心は変わりませんね。