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2014年3月22日土曜日

春の訪れ*花便り

二月堂修二会満行の日は「お水取りが終わって春到来!」と思わせる陽気でしたが、そうそう一気に春爛漫とはなりませんね。この一週間は、冷たい雨や雹や霰も降ったり、朝晩も冷え込んで、春の訪れがいよいよ待ち遠しくなっています。
今日は用事があって二月堂まで。
帰りに、いつもの早咲きの桜を見て回りました。
大仏殿西北の桜↑と、西側の桜↓が
ちらりほらりとほころびかけていました。
そして馬酔木の花もちょうど見頃でした。

寒の戻りのここ2〜3日でしたが、少しずつ確実に季節はもう春ですね。
奈良倶楽部の玄関先の木蓮も春ですよ。

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満行の日に描きかえられていた二月堂の黒板。
春到来の喜びに満ち溢れて、見ているだけで気持ちが浮き立ちますね。
(二月堂にお詣りのちょっとした楽しみ、黒板の絵は今日もまだこのままでした) 

二月堂への用事・・・
一週間経っても届かない「修二会ご祈祷のお札」
心配になって二月堂まで出かけたのでしたが、帰宅してもう一度ポスト周りを見てみると側溝に封筒が落ちていたのです。(「ひょっとして落ちているのでは?」と今朝もその辺りは見ていたのに!)
心配して下さっていた二月堂職員の方に「届いていました」旨の電話を入れると、「お札が汚れていてはいけないので、ご祈祷済みの白札にお名前を書いてもう一度お送りしましょう」というお気遣い。「封筒は汚れていますが、中のお札は大丈夫です」と私。滅多に起こらないような出来事に「縁起でもない」とは思えず、かえってこのお札が厄を身代わりして下さったような気がして、大事にしたいと思うのです。(この件、しっかり気を引き締めなさいというお知らせでもあるのでしょう)

そして封筒の中にはお札と一緒に・・・
「二月堂御正躰」の写真カードが入っていました。(↑クリックで拡大)
名刺サイズの写真カードですが、二月堂内陣に懸けられた「御正躰(懸け仏)」の美しい十一面観音さまを見ていると、有り難い気持ちでいっぱいになりました。

そしてもう一つの用事で手向山八幡宮さんへも。
来月、ようやく孫のお宮参りです。(何と7ヶ月で!でもとても楽しみ!)