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2014年3月11日火曜日

25周年を迎えて*

昨晩は、私の中で最後のつもり聴き納めの二月堂聴聞でした。
二月堂の中で日付が11日に変わって、25年前の開業した日に思いを馳せ、二月堂のご本尊様にずっと守っていただいていることに感謝の気持ちをお伝えし、そして、3年前の同じ11日に震災で亡くなられた全ての方々のご冥福と残されたご遺族の安寧をお祈り致しました。

一日の行を終えて下堂される練行衆をお見送りして、西の空に煌々と輝く月の光を追いながら二月堂を下りる時、ちょうど「奈良太郎」の午前1時の鐘の音の響きがあたりを包んで、美しい世界の中で夢かうつつかという不思議な気分を味わうことができました。

帰宅してPCを開けたら、開業記念日のお祝いメールやメッセージが。
時間を割いて心を寄せて下さったということが、どれほど励ましになることか。有り難い思いでいっぱいになりながら、今日この日に思うことは、昨年と同じこと。
いただいたさり気ない思いやりや優しさをまた誰かにお返ししていく。そんな厚意の連鎖を紡いでいきたいと、ささやかに願っているのです。

26年めに入る明日から、またどうぞよろしくお願い致します。