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2014年2月18日火曜日

石垣島*旅のアルバム

オフシーズンの休暇旅行で石垣島に行ってきました。
個人的な旅のアルバムですが、よかったらお付き合い下さい。


雲の上、今回も機上の人となって南の島まで飛びました。思えばこの
一年ですっかり飛行機づいております。(昨年2月から7度の空の旅!と嬉し気に)
今回の旅では「沖縄の美味しいもんを食べる」「竹富島に行く」くらいを旅の目的にして、「あまり詰め込みすぎない」「その日の気分や体調次第で行き当たりばったりもあり」というような感じで出発しました。でも、早くにホテルとエアーを押さえた割には、情報収集が直前になってちょっと準備不足で飛び立ってしまい、帰ってから「あそこにも行けばよかった」的なところもありでしたが。
宿泊したホテルではロッテマリーンズがキャンプ中で、バスを見送るシーンに遭遇しました。プロ野球選手と同宿というだけで、何の根拠もなく脳内ミーハー%が高くなって、自分でもおかしかったです。

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さて、行きたかった竹富島です。
石垣島から竹富島へは約10分と近いし、船も20~30分間隔で運行しているので、とても行きやすいです。
竹富島では、珊瑚の石垣・赤瓦に魔除けのシーサーをのせた、沖縄らしい民家が連なる集落の中を、まずは水牛車で観光しました。

この石垣は珊瑚を積んであるだけで、セメントなどで固めていないそうです。上に人が乗ると崩れるかもしれないけれど、風の通りがよくて風速40mの風にも壊れない造りだそうです。
ハイビスカスやブーゲンビリアが咲き誇って、2月とは思えない。同じ日本でも気候が随分違いすぎることに驚きです。
水牛車は予約無しでも、 港に着いたら、水牛車乗り場まで連れてくれるマイクロバスが待機していて、そこで申し込めばOKでした。
水牛車のガイドさんの、ユーモア交えて竹富島のおおよそを案内して下さるその説明ポイントで、水牛くんはちゃんと自分で止まるし、説明が終わると歩き出すしで、30分ほどのコースでしたが楽しい時間でした。
一回20人のお客さんを運ぶ水牛君は16歳(人間でいうと48歳)の働き盛りだそうで、一日に4回くらい仕事をするのだとか。
仕事が終わると、自分で荷台を外して休憩所に帰って行くのだそう。
のんびりと楽しませてもらった水牛車観光でしたが
地元の方と水牛車観光事業所の間には大変な問題もあるのですね。
写真は撮りませんでしたが、水牛車の観光コース沿いに設置されていた看板で、問題の根が深いことを知りました。(詳しくはこちらを→
(この問題について色々ぐぐっていると、水牛車観光には二社あり、問題となっているのはそのうちの一社で、私達が乗った新田観光さんではないということ。そしてその他にも星野リゾートを巡る問題も知りました。「観光における光と影」というか、ある一方ともう一方との考えや価値観の相違が平行線のままで、当事者にとっては簡単に片付けられない・・・観光産業に携わる者としても気になる問題です。)

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2泊3日の旅の2日間は好天に恵まれ、気温も25℃と南国らしさをたっぷり味わいました。
水牛車の後にレンタサイクルで廻った竹富島の海岸↑も
レンタカーで廻った石垣島の海岸(川平湾)↓も、エメラルドグリーンな海の色が美しすぎて、これはちょっと感動でした。

レンタカーで廻った島内ではヤエヤマヤシの群落などの自然風景や
琉球が薩摩藩の支配下になって寺院がないことを指摘されて、石垣島地方で最初に建立された「桃林寺」↓や
沖縄県内で琉球士族屋敷の面影を唯一とどめる「宮良殿内」↓など
歴史的な建物にも立ち寄ったりしました。

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そして、美味しいものもたくさんいただきました。
サトウキビをそのまま絞ったジュースや、生フルーツジュース

八重山そばや、夜は沖縄料理をたっぷり堪能。

行きたかった辺銀食堂では島野菜のナムル↑とじゃーじゃ麺↓

沖縄方面へは3度目の旅ですが、今まではペンションや民宿やシティホテル的なところばかりで、リゾートホテルでの宿泊は今回初めてのこと。どういうスタイルのところに泊まっても、心に残るのは「人」だということをあらためて感じました。今回も土地の人のあたたかな人情やおもてなしに触れ、たっぷりリフレッシュした旅でした。