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2013年1月2日水曜日

奈良倶楽部の「大晦日→元旦」年越し風景*

大晦日から元旦にかけて、今年も奈良で年越しをされるお客さまを
お迎えすることができ、私達もとても有り難い気持ちで新年を迎えることができました。どうもありがとうございました。

さて、毎年恒例の・・・いつまでたっても仕事がエンドレスな大晦日の日も、夜の11時頃に年越し蕎麦を出し終えて、元日の朝食の準備もあらかた整え終わる頃には、2軒お隣の五劫院さんから除夜の鐘の音が聞こえてきます。

今年は娘、息子夫婦も帰省して賑やかに家族皆で五劫院さんへ。
五劫院の除夜の鐘は一人で一撞き、思いっきり気持ちよく撞くことが出来るので、奈良倶楽部ご宿泊のお客様にもとても喜んで頂いています。
大勢の人で大賑わい、大晦日の五劫院境内↑

その後、みんなで大仏殿へお詣りに・・・。
ところが今年の東大寺大仏殿はそれはそれはすごい人出で、0:30頃の
大仏殿への最後列は南大門よりも向こうバス通りまで長蛇の列でした。
 大仏様への初詣、後ろ髪引かれながらも今回は諦めて
「奈良太郎」の除夜の鐘の様子を見がてら ↑
(ちょうど最後の鐘を撞かれるところに立ち会うことができちょっと感動)

私達の初詣は手向山さん↑と二月堂へ↓
今年も佳き一年となりますように、どうぞよろしくお願いします。

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この日のお客樣方は皆さん同じようなコースでお出かけでした。
翌朝お出かけの方々にお聞きしましたら
やはり大仏殿では1時間以上待ってお詣りされたとか
先に二月堂で除夜の鐘を聞いてから大仏殿に向かったら
もうすんなり入れましたよ(1:30頃)とか。
昨年のように早朝にお詣りに行くのもお奨めかも・・など
また来年のお客様の参考に情報収集(笑)もしておりました。

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そして、元日の朝。元旦の朝食だけは普段と全く違う内容なので
何年経っても緊張感とプレッシャーを感じているのですが
こういう気の締まる思いがあってこそ、と感謝の気持ちで
今年の仕事初めスタートです。
メニューは毎年変わりませんが、奈良倶楽部のお節風朝食は・・・
数の子・黒豆・田作り、黒米、くわい、酢蓮、紅白なます・イクラ
メロン生ハム、たたき牛蒡、スモークサーモン、蟹の身入り卵焼き
のし鶏と、お雑煮です。食前にはお屠蘇かわりの日本酒シャンパン
食後には珈琲紅茶でごゆっくりしていただいています。

関東圏のお客さまには珍しいようですがお雑煮は白味噌で。
焼いた丸餅、祝大根、京人参、里芋が入ってます。
(色目に三つ葉をトッピングしていますが実家では鰹節だけのせています。)

このような感じで、奈良倶楽部の2013年が始まりました。
今年も一生懸命 自分の仕事をして
お客さまに喜んでいただけるよう頑張ってまいりますので
どうぞよろしくお願い申し上げます。