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2012年6月22日金曜日

「玉岡かおるスペシャルチャリティー講演会」

6/29〜7/1に「奈良きたまち」エリア一帯で開催されるイベント
「もっと、ずっと、きっと祭」まであと一週間になりました。++ 

今日はこのイベントへの個人的な「思い入れ」を書いてみます。
私が「もっとずっときっと祭」の実行委員をお引き受けした一番の理由
それは玉岡かおるさんの講演会が企画されていたからなのです。
(スタッフになれば近しくお話できるかも・・・という下心ありありの^^)

玉岡さんはテレビのコメンテーターとして存じ上げていたくらいでしたが、一年程前に神戸の友人に勧められて読んだ「お家さん」「天涯の船」の2冊がとても面白くて(どちらの本も上下2冊を3日で読み切ってしまうというストーリーの面白さ)急に興味を持った作家さんだったのです。

「お家さん」は明治から昭和にかけて三井、三菱を凌ぐ巨大商社となった鈴木商店の女主人「お家さん」と呼ばれた鈴木よねの一代記。
「天涯の船」は恋愛小説風の創作でもあるのですが、アメリカ、ヨーロッパを舞台に明治・大正・昭和の時代を生き抜いた女性が主人公。

そして最近読んだ「負けんとき ヴォーリズ満喜子の種まく日々」は、メンソレータムを日本に普及させ、神戸女学院、大阪大丸、山の上ホテルなど数々の西洋建築を残したアメリカ人メレル・ヴォーリズの伴侶となった播州小野藩最後の大名の娘・一柳満喜子の生涯を描いた大作。

どの小説も、女性にとって生き辛い時代の中で自分の生き方を模索する主人公達に共鳴してしまうし、明治の日本の描写にも惹かれます。

今、読んでいる「銀のみち一条」もそうですが、玉岡さんといえば「明治」そしてご出身地「兵庫県」が舞台の小説が多いという印象です。

そんな玉岡さんが奈良で講演されるお話のタイトルが
『天平に生きた おんなたちのしあわせさがし~永久不滅のいのりとのぞみ

明治ではない天平!但馬や播磨や神戸ではない奈良!とちょっと驚き。
どんなお話が聞けるのか、非常に楽しみにしているのです。
そしてもう一つのお楽しみが、会場となる「奈良女子大学佐保会館」。
佐保会館は昭和3年に建てられた国の登録有形文化財です。
和洋折衷のクラシック建築の内部へ入れるのもこんな機会だからこそ!
(佐保会館について詳しくはこちらへ
玉岡さんのお話が奈良で、佐保会館で聴講できるこの機会に是非!
どうぞ皆さま、お誘い合わせてお越し下さいませ!
(二人で申し込むとお得な割引きがありますよ)

「玉岡かおるスペシャルチャリティー講演会」
場所:奈良女子大学佐保会館
日時:6月30日(土) 13:00〜15:00 開場は12:30より
費用:1800円 (おふたり以上で1500円)

お申し込み先は
踏花舎(mzkfesnara@gmail.com)
FAX:0742-22-9081
電話:090-6204-9919(倉橋)090-8145-6840(石井)まで