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2011年8月16日火曜日

締切り間際の文章作成*

相変わらず何でも締め切り間際にならないと動けないものですが。
8/18が必着の 近鉄奈良駅前「行基広場」の屋根設置に対するパブリックコメント。屋根設置は不要の旨、その理由を幾つか挙げて奈良県に意見をメールで送りました。
パブリックコメントの詳細はこちら→(県外の方の意見も可)
こちらが奈良県が出した計画案の屋根デザイン・・・。
何だかバスターミナルを覆う屋根みたいじゃないですか・・・。
多分、あちこちの意見をつぎはぎに取り入れてデザインされたのではないかと思うのですが、観光都市奈良の玄関口に相応しい美しさが感じられないのです。
公共建築物が美しい都市は品格を感じさせてくれるし、それがその街の魅力となって、また多くの方が観光に訪れるのではないでしょうか・・・と観光業に携わる私は思います。

また今回の屋根設置の目的を、奈良県は『待合空間としての機能向上を図る取組みの一環として設置を計画した』と説明されていますが、私自身はこの広場を待合空間として使ったことはないのです。友人と駅で待ち合わせをすることや、外出先から電車で奈良に戻った時に車で迎えに来てもらうことがよくあります。そのような時には必ず冷暖房完備の駅ビルの中で待ちます。すでに待ち合わせ空間が駅ビルの中にあるのだから、美しくないデザインの屋根を大金を使ってわざわざ屋外に待合空間として作る必要はないと思います。
・・・というような意見を書いて送りました。

昨年の夏に初めてこの大屋根建設のことを知った時
「ここに屋根があることによって生まれるであろう空間が
古都奈良に相応しく、利用者にとっても優しいデザインであるならば
私自身は、大屋根を造る事自体に絶対反対ではありません。」
と思っていました。また
「観光地奈良の顔でもある奈良の玄関口の景観によって
奈良に対するイメージが左右されるという考えを視野に入れて
街並みのグランドデザインをするべきで、そこらの公共工事とは意味合いが違うという事を認識してほしい。」とも。
建築設計のデザインコンペをするなどして
美しいデザインの玄関口ができるならと思っていたけれど
今回の提示案を見ると、どうもそういう雰囲気ではないし
こんなデザインなら屋根は不要ですね。
まぁでも・・・。大屋根よりも本音を言えば
この辺りの駅周辺の景観こそ、もう少し何とかしてほしいものです 。

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さて、実はもう一つ。締切り間際に提出した文章があるのですが
この話題はまた後日に・・・*