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2011年7月7日木曜日

七夕*雨の一日

よく降りますね。今日は一日雨降り。
ついこの前は夏本番かと思うようなかんかん照りだったけれど
やっぱりまだ梅雨は明けていなかったのですね。
梅雨らしい降りっぷりの一日。
遠くへお出かけしようかどうしようか迷っていたことも
かえって諦めがつくくらいの雨降りの一日でした。

こんな日はどうしようかな。
近場へでもちょっと出かけてみましょうか。
早咲きコスモスの刈り取りのためお花をいただけるという般若寺へ。
ちょうど7月7日は弁財天さんのお祭りの日で
本堂の脇の小さなお厨子に入った弁天さんにお詣りもできました。
弁天さんは芸事の神様でもありますが女性の神様でもあるのですね。
つい一生懸命拝みました。お厨子の中の弁天様はふくよかで可愛らしいお姿でしたが、同じお厨子の中に色とりどりの小さな像が何体かあって、こちらもとても愛らしいのでした。何気なく訪れた般若寺でしばし目を楽しませていただきました。
お供え用に生けられたお花も愛らしいですね。

般若寺本堂から雨にけむる御蓋山を見て(トップの画像も)
飛火野か、浮見堂辺りから、湧き立つ雨雲の中の御蓋山を見てみたいと
この後は高畑方面へ。
御蓋山の背後にそびえる春日山が、今日は濃霧で見えない。

高畑のカフェ南果さんでちょっと休憩。
雨の日が似合うところ。
のんびりしながらお茶したり、2階で開催中の「自分新聞展」に出されている新聞に目を通しながら人それぞれの個性を楽しませてもらったり。(あー「大仏の森」のオープンが楽しみ〜♪)

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以下、雨の日の独り言。
もうちょっと若かった2年前の私だったら・・・。
一日たっぷり時間があったら、あれもこれもと用事をこなして
あっちへもこっちへもと身も心も軽く飛び歩いていたことでしょう。

そして今よりも少し若い1年前の私だったら・・・。
身も心も軽く飛び歩けなくなったことに、今日は一日を有効に過ごせなかったとか、一日でたったこれだけしかできなかったとか、一体何をそんなに効率を優先させていたのだろうと思うくらい自分の仕事をこなした量で評価していたことでしょう。
そうして今は・・・。
心は軽いつもりでも、年相応に体力が衰えてきてようやく、思っていた通りに事が運ばなくてもこれでよしよしと思えるようになってきて。実はまだ全てにそこまでゆっくりな生き方に慣れないところもありますが、随分自分の中で得心したりね。
こうして人は年を取っていくのだなぁ・・・。いえ、そんなことより
年齢に関係なく、これからの私達の暮らしを考える上で(全ての原発をなくしていきたいから )生き方や考え方を改めていこうと思っているのです。多くを求めないシンプルな暮らしや、外へ外へ出て行くのでなく、自分自身の内面深く旅していこうと・・・。

下の写真3枚は実家の庭先にて。
昨日は久しぶりに実家を訪ねてご機嫌伺い。
両親に喜んでもらって有意義な一日を過ごしたと思うのでした。