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2011年6月30日木曜日

「大和地蔵十福霊場会」巡り〜その⑤「矢田寺」


矢田寺の見事な紫陽花を見学がてら
「大和地蔵十福霊場会」のお詣りをしてきました。
昨年「平城遷都1300年祭〜祈りの回廊」で初めて
本堂の内陣奥まで入ってお詣りさせていただいた感動を思い出し
ひょっとして今回も本堂の中に入れるかなぁと期待しながら出かけたのでしたが。昨年程でなくても、もう少しお地蔵様の間近で拝することができれば嬉しいのですが、やはりそう簡単にはいかないのですね・・・残念。

お寺の方に未練がましく「間近でお詣りできることはもうないのですか?」とお尋ねしましたら 「ひょっとしたら来年そういう機会があるかもしれない・・・」というお返事。そうだったら嬉しいですね。

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かんかん照りが続いた先週。
もう少し恵みの雨が降ってから訪れようと思っているうちに一週間が過ぎ、早く行かないと紫陽花の時期が終わってしまいそうな炎天下のある日、萎れた紫陽花があったら諦めようと、意を決して出かけた矢田寺の紫陽花の様子は次に続きます。

2011年6月29日水曜日

7月のお出かけ情報〜その①伝統行事や秘仏公開(上旬編)

7月のお出かけ情報*今月は月の前半と後半に分けて
伝統行事や秘仏公開のご案内をします。
この時期の奈良への旅のご参考にどうぞ・・・☆

<<伝統行事や寺社催事のご案内>>

◇7/1 10:30〜 天理市氷室神社「夏祭り」
氷室神社は闘鶏つげの氷室といい、朝廷に氷を献上した地であります。氏子らが大勢集まり拝殿で献氷祭が行われます。
問合せ:0743-63-1001

◇7/1  19:00〜 氷室神社「氷献灯」 
問合せ:0742-23-7297
00742-23-7297 0742-23-7297 0742-23-7297
◇7/1~8/31 おふさ観音 「風鈴まつり」
問合せ: 0744-22-2212

◇7/2 信貴山朝護孫子寺「信貴山燈火会」
問合せ:0745-72-2277

◇7/2 11:00〜金峯寺蔵王堂「半夏生・大般若転読法要」
問合せ:0746-32-8371

天武天皇に始まると伝えられる風の難を除くといわれる祭り。
午前中に祭典を行い、午後からは様々な神賑行事が行われます。
最後は迫力ある風神花火で締めくくられます。(風神花火は21:00頃~ )
問合せ: 0745-73-1138

◇7/3 15:00〜信貴山朝護孫子寺「毘沙門天王御出現大祭」
問合せ:0745-72-2277

◇7/5 8:00〜 東大寺「俊乗忌」
鎌倉期の復興に尽力した俊乗房重源上人の遠忌法要
法要終了後、俊乗堂が公開されます。(11:00~16:00)
※この秘仏開扉から入堂有料となり、その入堂料は全額
東日本大震災被災地への義援金になります。
問合せ:0742-22-5511

◇7/7 11:00~11:30 元興寺「蛙石供養」
大阪城の堀に有った淀君の霊が宿っていると言われる
蛙の形をしている自然石の供養。
問合せ:0742-23-1377

◇7/7 10:00〜 興福寺「弁才天供」
興福寺の弁才天は、窪弁才天と称し、弘法大師が天川の弁才天を勧請したと伝えられる。三重塔内に安置してある窪弁才天像は、世尊院からの客仏であるが、古様を伝える像である。
問合せ:0742-22-7755

◇7/7 大安寺「弁才天夏祭り」
問合せ:0742-61-6312

◇7/7 法隆寺「弁天会」
問合せ:0745-75-2555

◇7/7 10:00~12:00 「奥田の蓮とり行事 」 
大和高田市大字奥田には、この日朝暁から多くの修験者が訪れ
捨篠池すてしのいけでは蓮とり船も出て蓮切りが行われます。
ここは、役小角の母、刀良売とらめが住んでいたところです。
役小角が産湯をつかったところともいわれる弁天神社の周囲の蓮池から清浄な蓮の花を特別に集め、蔵王権現にお供えします。
蓮切りが終わると、修験者達は、町内の行者堂、刀良売の墓、弁天神社などに蓮華を献じ、古式にのっとり採燈大護摩供を行ったのち、吉野山へ向かって出発します。
場所 : 大和高田市大字奥田
交通 :近鉄大和高田駅下車、無料臨時バス運行
問合わせ:0745-53-8200(大和高田市文化振興課)

◇7/7  金峯山寺蔵王堂「蓮華会・蛙飛び 」
※蛙飛び行事は16:00頃
大和高田市奥田・弁天池の蓮の花を蔵王権現に供える法会。
・大青蛙を乗せた太鼓台が竹林院前を13:00出発
・蓮華会内法要:15:30ごろ
・蛙飛び行事 :16:00ごろ
・採灯大護摩供:17:00ごろ
問合せ: 07463-2-8371

◇7/7 19:00〜 薬師寺「弁天祭」
問合せ:0742-33-6001

◇7/9〜7/11 奈良豆比古神社「花摘祭」
7/9  11:00〜神事が開始されます。
問合せ:0742-23-1025


<<秘仏公開のご案内>>

◇7/1~7/5 9:00~16:00 
 信貴山朝護孫子寺「毘沙門天王」秘仏特別開扉 
問合せ:0745-72-2277

◇7/5 11:00頃~16:00 東大寺「俊乗堂」特別公開 
鎌倉時代に大仏殿などを復興した俊乗房重源上人のご命日に、
俊乗堂(元禄年間に公慶上人が重源上人の功を讃えるために建立)の
重源上人坐像(国宝)が一般公開されます。
問合せ: 0742-22-5511

◇7/7 9:00~16:00  興福寺「三重塔内陣」特別公開  
興福寺の弁才天は、窪弁才天と称し、弘法大師が天川の弁才天を勧請したと伝えられる。
三重塔内に安置してあるこの窪弁才天像をお祭りするため、
一年に一度法要が営まれこの日に内陣が拝観できます。
興福寺といえば五重塔が有名ですが、三重塔も。
南円堂西側に建ってる現在の塔は、鎌倉時代初期の再建で
内陣四方の板には、薬師如来、釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来が
それぞれ千体ずつ描かれています。
問合せ:0742-22-7755

◇7/9 福応寺「板仏公開」
問合せ:0745-76-2001

◇7/10 9:00〜14:00 阿日寺「地獄絵図特別公開」
問合せ:0745-76-5561

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7月後半の「お出かけ情報」は後日にご案内致します。
大変蒸し暑いこの時期、お出かけには充分ご注意なさって下さい。
また上記の情報は、 奈良県観光情報 大和路アーカイブと各寺社のサイトを参考にしていますが、念のために今一度ご確認の上お出かけください。

2011年6月28日火曜日

「白磁の人」

大阪の東洋陶磁美術館で開催中の特別展
浅川巧生誕百二十年記念 浅川伯教・巧兄弟の心と眼-朝鮮時代の美-」
を見に行ってきました。

浅川伯教・巧兄弟についての展覧会では
昨年の高麗美術館『浅川伯教・巧が愛した朝鮮美術』展でも
浅川兄弟が好んだ陶磁や木工家具、自筆の日記や絵画資料、
柳宗悦、富本憲吉などゆかりの品々を写真、書籍とともに展示紹介されていましたが(その時のブログ記事はこちらです)
東洋陶磁美術館では 李朝白磁や高麗青磁など浅川兄弟や柳宗悦が選び抜いた旧朝鮮民族美術館のコレクションが中心となって展開されています。もちろん陶磁器だけでなく伯教作の絵画資料や陶芸作品もあって(この陶芸作品がまたすごいレベルのもので)これも見逃せませんが、李朝白磁ファンなら垂涎の白磁がどーんと一堂に展示されていて、本当にもう!ほーっと溜息ばかりの展覧会でした。(頭の中ではあれ欲しいこれも欲しい、この時代に生まれてみたかったとか・・・)

展覧会に行く前に、浅川巧の生涯を描いた「白磁の人」を読んで行くといいよ・・と友人から奨められていたのですが、確かに。

この面取壷が 伯教が柳宗悦に会いに行った時の手土産だ!とか
伯教が京城の道具屋で見つけた白い壷がこれなんだ!とか
どの器にも兄弟が朝鮮で暮らしていた時のドラマがあり、また、これらの器に出会った時の彼らの感動や息づかいまでもが感じられて、鑑賞していてもすごく感情移入をして見てしまいます。

「白磁の人」の中で伯教が巧に「美とはまず見ることであり、感じることだ。知的な要素や理論、理由が先に立ったならば、美は見ることも感じることもできない」と話すくだりがあるのですが、本当にその通りで「今日は鑑賞記をブログに書くのはやめよう。素直にいいものを見させてもらおう」と思いながら朝鮮陶磁の魅力に触れることを楽しみました。(展覧会鑑賞記を書こうと思うと、つい余計な目で見てしまって心底楽しめないですよね、実は。)
そうして、一度見た後にもう一度、会場を二巡して白磁をたっぷり堪能しました。
余談ですが、東洋陶磁美術館の展示空間は観る者を疲れさせないような設計になっていると感心しました。(ガラス面の前に両肘をつける部分があって、リラックスして鑑賞できます。)

ところで、この「白磁の人」の後半部分の中に
池順鐸チスンタクという少年が伯教の通訳として登場します。
彼は伯教のそばで朝鮮陶磁に触れたことから自分の手で失われた青磁の青を復活させたいと思い、十数年の歳月をかけて伝統の青磁を蘇らせるのです。この池順鐸氏こそが、戦後の現代韓国陶芸界の巨匠となった方なのですが、たまたまこの本を読んでいた5月下旬にご宿泊いただいた韓国在住のお客さまとお話していましたら、池順鐸氏の作品を何点か所有されているということで、後日その写真をメールで送って下さいました。思わぬところからの出会い、いつかまた韓国を訪ねる機会があれば池順鐸氏の作品も見てみたいと思いました。

もう一度「白磁の人」の内容に戻りますが、この本の中で浅川巧は、『卑屈になることにも媚びることにも無縁で、相手の気持ちを自分の方に向かせてしまう。そして初対面だというのに警戒心も抱かせず、こちら側に決して心の負担を感じさせない』人物だと表現されています。『まるで白磁の大壺のように、大らかで自然である』と。

浅川巧の魅力的な人となりを充分に描いたこの小説、展覧会に行かれる前に読まれると、また違った一面を発見できるかもしれませんね。

東洋陶磁美術館 特別展
浅川巧生誕百二十年記念 浅川伯教・巧兄弟の心と眼-朝鮮時代の美-」

会期:4/9〜7/24
開館時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(7月18日は開館)、7月19日(火)
※この展覧会は巡回します。
・8/9〜10/2 千葉市美術館
・11/19〜12/25 山梨県立美術館
・1/14〜3/20 栃木県立美術館

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大阪中之島付近は久しぶりでした。
中之島図書館↑と中央公会堂↓
水都大阪の景色に涼を求めてしまいます。

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さて、今回はもう一つお楽しみがあったのです。
堂島MUSICAさんのウニスパ♪と紅茶の買い出し。
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鑑賞記をブログに書かないでおこうと思いながらも
浅川巧について書かれた小説「白磁の人」を紹介しがてら
つれづれと中途半端な感想を書いてしまいました。
「白磁の人」は小説仕立てで書かれているのでとても読みやすく
展覧会に行く予定の方は一読をお奨めします。(6/17鑑賞)

2011年6月27日月曜日

器と雑貨のお店「器人器人」

「奈良きたまち」の路地奥の古民家に
器と雑貨のお店「器人器人きときと」がオープンしました。

場所は、先日オープンしたばかりの「フルコト」さんの一階です。
 店主さんがセレクトした器が主体のお店。ちょこっと雑貨もあり。
 お店の奥にはこんなコーナーも作られていて、ちょっとほっこり。
 少しだけ写真を撮らせていただきました。
 今すぐ使いたくなるような器・・・上段↑のお茶碗は好みだなぁ。
 ガラスの器も素敵♪・・・と色々 物色していたら
「あ、これ欲しかったのだ!」 蚊取り線香を容れる蚊遣り器。
 ちょうど、わんこの出入口に一つ置いておきたかったのです。

「器人器人」さんは、2階の「フルコト」さんと同じお家なのに
お店の内装によって随分と印象が違って見えます。(どちらも素敵!)
こちらのお店の内装は、以前にブログで紹介しました「とうたりんぐ」さんの内装を手がけた方の手になるのだとか。
「器人器人」さんのブログでお店ができるまでの様子や、内装工事の進行具合がよくわかって、個性的な建具やトイレの窓などブログでチェックして見ると、またお店訪問が楽しみになりますよ。

器と雑貨のお店「器人器人」

住所:奈良市東包永町61-2
電話:0742-26-8102
営業時間:11:00〜18:00
定休日:木曜日

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路地の入口には「koharu cafe」さん。
ランチをいただきました♪
新規オープンのお店がぞくぞくの「奈良きたまち」。
密かに今、注目のエリアです。
そして地元住民として新しいお店で賑わうのはとっても嬉しいことです。皆様どうぞ「きたまち」に足を運んで下さいね!

2011年6月26日日曜日

「大和地蔵十福霊場会」巡り〜その④「室生寺」

大野寺の後に室生寺へ行きました。
石楠花の時期も過ぎ、今は秘仏公開もされていないので
境内は本当にひっそりとしていました。
緑陰に涼風とおり抜けて、緑滴る初夏の室生寺。
お地蔵様がいらっしゃる金堂↑も、本堂↓も緑の中に静かに佇み
室生寺では「伽藍と自然の調和の美しさ」というものを再発見します。

あ、そうそう。モリアオガエルが木の幹に産卵していました。
仁王門を入ってすぐの池にかかる枝の上に白い大きな袋が見えます。
一つの袋の中には300〜600個の卵が守られていて
オタマジャクシになったらぼっとんと池の中に落ちるのですって。
水中を目を凝らして捜したけれどオタマジャクシの姿もモリアオガエルも見つけられません。でも、初めてこんな珍しい卵を見ることができました。

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室生寺についての詳細は公式サイトをご覧下さい。
サイトのトップページの画像の一番右端が今回お詣りさせていただいた地蔵菩薩像(重文・平安初期の作)です。
2年前の6月に室生寺を訪ねたブログ内記事もよかったらどうぞ。

「大和地蔵十福霊場会」巡り〜その③「大野寺」

先日のことですが、お地蔵さん巡りで大野寺へ行ってきました。
駐車場に車を入れると、宇陀川の清き流れがまず目に入り
思わず「あ〜、気持ちのいい所!」と口に出してしまいました。
この川の対岸には高さ11.5mもの「弥勒磨崖仏みろくまがいぶつ」が!
ほ〜、すごい!巨石のあまりの大きさにちょっと感動したり
境内にある有名な2本の枝垂桜(あ、勿論 今は咲いていませんよ)の
りっぱさにまた感動したり。

桜が満開の頃はさぞかしすごい人出でしょうね。
でもその美しい満開の桜をいつか是非見てみたいと思いました。

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さて「身代わり焼け地蔵」とも云われる大野寺のお地蔵さまには
昔、永正年間に豪族の侍女が火焙りの刑に処せられそうになった時
身代わりに立たれて半身が焼けられたという伝説があります。

地蔵菩薩像(重文・旧国宝)はトップの画像の本堂の中、絶対秘仏のご本尊の右隣に安置されています。この本堂は、多分、普段は入れないと思うのですが、「大和地蔵十福霊場会」巡りでお詣りの旨を伝えると、中へ入ってお参りして下さいとおっしゃっていただけました。
たまたま今までお詣りしたお地蔵様は収蔵庫にいらっしゃって
こちらも立ったまま拝むことになったわけですが
今回、大野寺で初めてお地蔵さまの前に座してゆっくりと拝む機会を得て、お参りすること(祈ること)の有り難さというものをしみじみと感じました。

大野寺

住所:奈良県宇陀市室生区大野1680
電話:0745-92-2220

2011年6月25日土曜日

葛きり「やまが」

さて、大野寺と室生寺の「地蔵十福霊場会」ブログアップの前に
大野寺の近くでちょっと風情ある佇まいのお店を発見した話題を。
茅葺き屋根の古民家に「葛きり」の看板。
喉ごしのいいものを食べたかったので、ここで一休みをすることに。

・・・車を停めて、店内に入って一瞬立ちつくす私。
(ここに行ったことがある方なら、私がどういうリアクションをしたか想像がつくはずです。ね?)
超びっくりの雑然とした世界!この2日前にGoogleの撮影のために
あらゆる無駄なものを削ぎ落としてすっきりした私にとっては
ありえない世界がそこに存在していたのでした。・・・・でも。
かなり引き気味の私をそこに留めさせたのはちょっとした好奇心。
薬師寺東塔水煙の拓本・・・。写真撮影をさせていただいたのはこの
1枚だけですが、他にも榊 莫山さん揮毫のものや&%#$や○△●▽◆などびっくりするようなものがたくさんそれも雑然と置いてあって、私の中の好奇心警報器(笑)がここに留まるように指令を出しているのです。

ちょっと高いかも・・と思いながらオーダーした葛きり。(1200円)
おや!めちゃくちゃ美味しいじゃないの!
しこしこ、つるっつる。 むっちりしているのに喉ごし良くて
和三盆で作られた蜜のほんのりとした甘さがまた上品で。

意外な美味しさに ここって不思議なお店だなぁ、きっとハマる人はハマるのだろうなぁと感心していたら・・・そこに「奈良まほろばソムリエ」の吉田個人タクシーの吉田さんがお客さまをご案内して入って来られたのでもう一度びっくり!
吉田さんのことは「日々ほぼ好日」さんのブログで知って奈良倶楽部のお客さまで観光タクシーをご希望の方にご案内させていただいてます。

その吉田さんもこんな奇遇にびっくりされて「やまが」についての蘊蓄をいっぱい教えて下さいます。葛きりの葛の根っこはやまがのご主人が山で採ってきたものだとか、ご主人の本職は漆職人なんだとか、食後はお茶室まで見学させてもらったり。
 ここにも榊 莫山さん↓
螺鈿職人の息子さんによって白貝殻が嵌め込まれています。
ひとつひとつのモノに対する美意識のこだわりが高いのだと
専門的なことまではわかりませんが、印象として感じました。

吉田さん曰く「知る人ぞ知る隠れ家なんだよ」と。
う〜ん深いですね・・・。

2011年6月24日金曜日

花の郷 滝谷「花しょうぶ園」

昨日は梅雨の谷間の炎天の一日。
ぽっかり時間ができたので、今月中に廻ってみたいと思っている「大和地蔵十福霊場会」巡りの「紫陽花を見学がてらの矢田寺」に行こうか、もしくは「花しょうぶ園を見学がてら室生寺と大野寺」に行こうか迷った末に、この暑さで紫陽花が萎れているのではと、花菖蒲見学の室生寺と大野寺に行ってきました。(←いつものごとく長い前置き 笑)
 花の郷 滝谷「花しょうぶ園」へは初めて行きました。
600種100万本の花菖蒲がちょうど見事に咲き誇っています。
約33,000mにもおよぶ園内。広々としたお花畑の中を散策する楽しさ♪
野原を寄り道して歩いた子供の時に帰ったような
うきうき楽しい気分を味わえました。
花菖蒲だけでなく紫陽花の種類も豊富で紫陽花好きには嬉しいお花畑。
でもこの日はぐったり暑さにのびきっていてちょっと残念でした。
 萎れていな紫陽花を選びながら写真を撮ります。

花菖蒲の群生、見事です。

水辺にも・・・。

園内には東屋や休憩スペースも充実してゆっくりと過ごせる所ですね。
何だかすっかり気に入って、もう一度(来年になるかもしれませんが)
来てみたいなぁと思いました。
萎れていない紫陽花が少なかったので、木蔭で美しく咲いているのを見つけるとちょっと嬉しかったりします。
7月中旬より「ブルーベリー摘み&ジャム作り体験(要予約)」ができるブルーベリーもたわわに!
もう見頃は過ぎていましたが「てっせん園」「しばざくら園」もあり
これもまた来年の楽しみにしたいです。

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花の郷 滝谷「花しょうぶ園」

住所:奈良県宇陀市室生滝谷348番地
TEL:0745-92-3187
開園時間:9:00〜18:00
※6/26(日)までは「蛍の夕べ」21:00まで開園。
入園料:大人800円/小人400円

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「大和地蔵十福霊場会」巡りの室生寺と大野寺は明日に続きます。